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あなたの腰痛と猫背、その原因は?専門の整骨院が教える改善策

長引く腰痛と、いつの間にか癖になった猫背にお悩みではありませんか?実は、この二つは深く関連しており、その原因は日々の生活習慣や身体の歪みに潜んでいます。この記事では、あなたの腰痛と猫背がなぜ起こるのか、その根本的な原因を解き明かします。ご自身の猫背タイプをチェックし、自宅でできるセルフケア、専門の整骨院での骨格矯正やインナーマッスル強化による根本改善、再発を防ぐヒントまで、具体的な改善策を詳しくご紹介します。快適な毎日を取り戻す第一歩を、ぜひここから始めてみませんか。

1. 現代人の悩み、腰痛と猫背の関連性とは

私たちの日常生活において、腰痛と猫背はもはや珍しい悩みではありません。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代特有のライフスタイルが普及するにつれて、これらの症状に悩む方が増えています。しかし、多くの方が気づいていないのは、この二つの症状が単なる別々の問題ではなく、密接に関連し合っているということです。猫背が腰痛を引き起こし、また腰痛が姿勢の悪化を招くという悪循環に陥っているケースも少なくありません。

では、なぜ猫背が腰痛に繋がるのでしょうか。人間の背骨は本来、緩やかなS字カーブを描いており、このカーブが歩行時の衝撃を吸収し、身体全体のバランスを保つ役割を担っています。しかし、猫背の姿勢ではこの自然なS字カーブが失われ、特に胸椎が後方に大きく丸まり、その代償として腰椎が必要以上に反るか、あるいは逆に平坦になってしまうことがあります。

この背骨の不自然なアライメントは、腰部への負担を著しく増加させます。例えば、猫背になると重心が前方に移動しやすくなり、そのバランスを取ろうと腰部の筋肉が常に緊張状態に置かれます。これにより、腰部の筋肉に過度な負荷がかかり、血行不良や疲労物質の蓄積が起こり、結果として腰痛が発生しやすくなるのです。

さらに、猫背は骨盤の傾きにも影響を与えます。猫背の姿勢では、多くの場合、骨盤が後傾しやすくなります。骨盤の傾きは、その上に乗る背骨全体に影響を及ぼし、腰椎のカーブをさらに崩す原因となります。骨盤と背骨の連動性が失われることで、身体の土台が不安定になり、腰への負担は一層増大するのです。

このように、猫背は単なる見た目の問題に留まらず、身体の重心、背骨のアライメント、そして骨盤の安定性といった、腰痛に直結する要素に複合的に悪影響を及ぼします。あなたの腰痛がなかなか改善しないと感じるなら、その背景に猫背が潜んでいる可能性を疑ってみる必要があるでしょう。

2. 腰痛と猫背を引き起こす主な原因

多くの方が悩まれる腰痛と猫背は、実は密接な関係にあります。単に姿勢が悪いというだけでなく、身体のバランスが崩れることで、特定の部位に過度な負担がかかり、痛みや不調を引き起こすのです。ここでは、あなたの腰痛と猫背がなぜ発生するのか、そのメカニズムと日常生活に潜む原因を詳しく見ていきましょう。

2.1 猫背が腰痛に繋がるメカニズム

猫背は、背骨が過度に丸まり、頭が前に突き出た状態を指します。この姿勢が続くと、身体には様々な変化が生じ、結果として腰痛を引き起こす原因となります。

まず、猫背になると、本来緩やかなS字カーブを描いているべき背骨のバランスが崩れ、特に胸椎や腰椎に不自然なカーブや圧力がかかります。これにより、腰椎の椎間板への負担が増大し、腰痛が発生しやすくなります。また、骨盤が後傾しやすくなり、腰部の筋肉が常に引き伸ばされた状態になるため、疲労が蓄積し、慢性的な痛みに繋がることもあります。

さらに、猫背の姿勢では、お腹周りのインナーマッスルが十分に機能せず、姿勢を支える力が弱まります。その結果、腰や背中のアウターマッスルが過剰に働き、緊張状態が続くことで、筋肉の硬さや血行不良を引き起こし、痛みをさらに悪化させてしまうのです。重心が前方に移動するため、常に身体を支えようと腰に余計な力が入り、腰への負担が増大します。

2.2 日常生活に潜む腰痛と猫背の原因

私たちの日常生活には、無意識のうちに腰痛と猫背を悪化させる習慣が潜んでいます。日々の小さな積み重ねが、身体の歪みや不調へと繋がっていくのです。

2.2.1 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用

現代社会において、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、猫背と腰痛の大きな原因となっています。パソコンやスマートフォンを操作する際、多くの人は無意識に前かがみになり、首が前に突き出た姿勢を取ります。この姿勢が長時間続くと、首や肩の筋肉が緊張し、頭の重さが首や背骨、そして腰に直接的な負担としてかかってきます。

特に、座りっぱなしの姿勢は、骨盤が後傾しやすく、腰椎への圧迫を増大させます。また、同じ姿勢を続けることで血行が悪くなり、筋肉の柔軟性が失われるため、腰部の筋肉が硬くなり、痛みを引き起こしやすくなります。

2.2.2 運動不足と筋力低下

運動不足は、身体を支えるために必要な筋肉、特に体幹のインナーマッスルの低下を招きます。姿勢を維持するためには、腹筋や背筋だけでなく、身体の深部にあるインナーマッスルが重要です。これらの筋肉が弱くなると、正しい姿勢を保つことが難しくなり、無意識のうちに猫背の姿勢を取りやすくなります。

筋力低下は、身体の安定性を損ない、腰や背中への負担を増加させます。また、筋肉が衰えることで、血流が悪くなり、疲労物質が蓄積しやすくなるため、腰痛の発生や悪化に繋がります。

2.2.3 姿勢の癖や身体の歪み

私たちの身体は、日々の生活習慣によって様々な癖や歪みが生じます。例えば、足を組む癖、片側に重心をかける立ち方、カバンをいつも同じ肩にかける習慣などは、骨盤や背骨の歪みを引き起こす原因となります。

これらの歪みは、身体全体のバランスを崩し、特定の筋肉に過度な負担をかけます。特に、骨盤の歪みは、その上に位置する背骨の配列にも影響を与え、猫背や腰痛を誘発する大きな要因となります。左右のバランスが崩れることで、身体の一部分にばかりストレスがかかり、慢性的な痛みに発展してしまうのです。

2.3 あなたの猫背のタイプをチェック

猫背にはいくつかのタイプがあり、ご自身の猫背がどのタイプに当てはまるかを知ることは、適切な改善策を見つける第一歩となります。ここでは代表的な猫背のタイプをご紹介しますので、ご自身の姿勢と照らし合わせてみてください。

猫背のタイプ主な特徴腰痛との関連性
円背(えんぱい)型猫背背中全体が大きく丸まり、肩が前に出て、顎が上がっているように見えるタイプです。背中が丸まることで、腰椎への負担が増加し、腰部の筋肉が常に引き伸ばされた状態になるため、腰痛を引き起こしやすいです。
前弯(ぜんわん)型猫背背中が丸まっているにもかかわらず、腰が過度に反っているように見えるタイプです。お腹が前に突き出ているように見えることもあります。腰の反りが強いため、腰椎に過度な圧迫がかかり、椎間板や関節への負担が大きくなります。腰の筋肉も緊張しやすく、腰痛に繋がりやすいです。
首猫背(ストレートネック型)背中よりも首が前に突き出て、顎が上がっているタイプです。肩は内側に巻き込まれがちです。首が前に出ることで、頭の重さがダイレクトに首や肩、そして背骨全体に伝わり、腰椎への負担も増加します。首や肩の緊張が腰にも影響を及ぼし、腰痛を誘発することがあります。
複合型猫背上記の複数の特徴が組み合わさっているタイプです。例えば、背中が丸まりつつ、首も前に出ていたり、腰も反っていたりします。複数の姿勢の歪みが複合的に作用するため、身体全体に不均衡な負担がかかります。これにより、特定の部位だけでなく、広範囲にわたる腰痛や身体の不調を引き起こす可能性が高いです。

ご自身の猫背のタイプを把握することで、どのような部分に負担がかかっているのか、そしてどのようなアプローチが必要なのかを理解する手がかりになります。ご自身の姿勢を客観的に観察してみましょう。

3. 専門の整骨院が考える腰痛と猫背の根本原因

腰痛や猫背は、日々の生活習慣や姿勢の癖から生じることが多いとされています。しかし、専門の整骨院では、これらの症状の背景にはさらに深い根本的な原因が隠されていると考えています。単なる表面的な痛みや姿勢の崩れだけでなく、身体の土台や内部の機能に問題がある場合が少なくありません。ここでは、私たちが考える腰痛と猫背の真の根本原因について詳しくご説明いたします。

3.1 骨盤の歪みと背骨のバランス

身体の中心に位置する骨盤は、家で例えるなら土台にあたります。この土台が歪んでしまうと、その上に積み木のように連なる背骨全体に影響が及び、バランスが崩れてしまいます。骨盤の歪みは、背骨の自然なS字カーブを崩し、猫背や反り腰といった不良姿勢を引き起こす直接的な原因となるのです。

骨盤の歪み方によって、背骨や身体への影響は大きく異なります。例えば、骨盤が前に傾きすぎると腰が反りすぎてしまい、後ろに傾きすぎると背中全体が丸くなりやすくなります。このように、骨盤のわずかな歪みが、身体全体の重心のずれや特定の部位への過度な負担を生み出し、結果として腰痛や猫背を引き起こすと考えられます。

骨盤の歪みの状態背骨と姿勢への影響結果として生じる症状
骨盤が前傾している場合腰椎が過度に反り、胸椎が丸まりやすくなります。反り腰、猫背、腰への負担増大
骨盤が後傾している場合背骨全体が丸まり、重心が後ろに偏ります。猫背、ストレートネック、腰への持続的な圧迫
骨盤が左右に傾いている場合背骨がS字に湾曲し、左右のバランスが崩れます。側弯、片側への負担集中、股関節や膝の痛み

3.2 姿勢を支えるインナーマッスルの重要性

姿勢を維持するためには、骨格だけでなく、それを支える筋肉の働きが不可欠です。特に重要なのが、身体の深層部に位置する「インナーマッスル」です。インナーマッスルは、骨盤や背骨を安定させ、身体の土台を内側から支える役割を担っています。これに対し、アウターマッスルは大きな動きを生み出す役割が主です。

インナーマッスルが弱くなると、骨盤や背骨を安定させる力が低下し、正しい姿勢を維持することが難しくなります。その結果、アウターマッスルが過剰に働き、緊張することで、腰痛や猫背が悪化する原因となるのです。インナーマッスルの機能不全は、姿勢の崩れだけでなく、身体の動きの効率性にも影響を与え、日常生活での身体への負担を増大させてしまいます。

3.3 当院の視点 腰痛と猫背はこうして改善できる

私たちの整骨院では、腰痛と猫背の根本原因は、単に筋肉のコリや骨格の歪みだけではないと考えています。それは、骨盤の歪みと背骨のバランスの崩れ、そして姿勢を支えるインナーマッスルの機能低下が複雑に絡み合っている結果であると捉えています。

そのため、一時的な症状の緩和だけでなく、これらの根本原因にアプローチすることで、症状の改善と再発防止を目指します。身体全体のバランスを整え、姿勢を内側から支える力を取り戻すことが、腰痛と猫背を根本から改善するための鍵となります。お一人おひとりの身体の状態を詳細に分析し、それぞれの根本原因に合わせた最適なアプローチをご提案することで、真の健康的な姿勢と快適な毎日を取り戻していただくことを目指しています。

4. 腰痛と猫背を改善するためのセルフケア

腰痛や猫背の改善には、専門家による施術だけでなく、日々のセルフケアが非常に重要です。ご自身の身体と向き合い、適切なセルフケアを継続することで、施術効果の維持や症状の再発予防にも繋がります。ここでは、ご自宅で手軽に実践できるストレッチや、日常生活で意識すべき正しい姿勢についてご紹介します。

4.1 自宅でできる簡単ストレッチ

猫背や腰痛は、特定の筋肉が硬くなったり、弱くなったりすることで引き起こされることが多いです。ここでは、特にアプローチしたい筋肉に焦点を当てたストレッチをご紹介します。無理のない範囲で、呼吸を意識しながらゆっくりと行いましょう。痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

ストレッチ名目的やり方
胸を開くストレッチ猫背で硬くなった胸の筋肉(大胸筋)を緩め、呼吸を深くすることを目指します。壁の角に片手を置き、身体を前方に少しずつ向けて胸の伸びを感じます。肩がすくまないように注意し、深呼吸をしながら20~30秒キープします。左右交互に行いましょう。
背骨を丸める・反らすストレッチ(キャット&カウ)背骨全体の柔軟性を高め、腰や背中の負担を軽減することを目指します。四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込むようにします。次に、息を吸いながらゆっくりと背中を反らせ、天井を見るようにします。この動きを5~10回繰り返します。
お尻のストレッチ(梨状筋ストレッチ)坐骨神経痛の原因にもなるお尻の深層筋(梨状筋)の緊張を和らげることを目指します。仰向けに寝て、片方の膝を立てます。もう片方の足首を立てた膝の上に乗せ、立てた膝を胸の方へゆっくりと引き寄せます。お尻の伸びを感じる位置で20~30秒キープします。左右交互に行いましょう。
太もも裏のストレッチ(ハムストリングスストレッチ)骨盤の後傾や腰への負担に繋がる太もも裏の硬さを改善することを目指します。仰向けに寝て、片足を天井に向かって伸ばし、タオルなどを足の裏にかけ、ゆっくりと引き寄せます。膝は軽く曲がっても構いません。太もも裏の伸びを感じる位置で20~30秒キープします。左右交互に行いましょう。

4.2 日常生活で意識すべき正しい姿勢

セルフケアの基本は、日々の姿勢を意識することから始まります。「正しい姿勢」とは、特定の形を維持し続けることではなく、身体の各部位が無理なく、バランスよく配置されている状態を指します。特に、耳、肩、股関節、くるぶしが一直線上に並ぶことを意識すると良いでしょう。

立つ時には、足裏全体で地面を捉え、重心が偏らないように意識します。膝を伸ばしきらず、軽く緩めることで、身体のバネを活かすことができます。また、お腹を軽く引き締め、骨盤を立てる意識を持つことで、腰への負担を軽減し、自然と背筋が伸びやすくなります。

歩く時には、かかとから着地し、つま先で地面を蹴り出すように意識します。腕を自然に振り、目線は少し遠くを見るようにすると、身体全体のバランスが整いやすくなります。猫背を改善するためには、胸を張るというよりも、肩甲骨を軽く寄せる意識を持つと、自然と良い姿勢を保ちやすくなります

4.3 身体に負担をかけない座り方と立ち方

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代の生活習慣は腰痛や猫背を引き起こしやすい環境にあります。座り方や立ち方を少し意識するだけで、身体への負担を大きく減らすことができます。

座る際には、まず深く腰掛け、お尻の坐骨が椅子にしっかりと当たるように意識します。骨盤を立てることで、背骨の自然なS字カーブを保ちやすくなります。足の裏は床にしっかりとつけ、膝の角度が90度になるように椅子の高さを調整しましょう。モニターを見る際は、目線が自然と下がりすぎないよう、モニターの高さを調整することも大切です。また、長時間同じ姿勢を取り続けることは避け、30分に一度は立ち上がって軽くストレッチをしたり、歩いたりする休憩を取り入れることをお勧めします。

立ち仕事の場合も同様に、長時間同じ姿勢でいることを避け、適度に重心を移動させたり、軽く足踏みをしたりして、血行を促進しましょう。立つ時も、膝をロックせずに軽く緩め、お腹を軽く引き締める意識を持つことで、腰への負担を軽減し、疲れにくくなります。壁に背中をつけて立ち、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとが無理なく壁につく状態が、理想的な立ち姿勢の目安の一つです。

5. 整骨院での専門的な腰痛と猫背の改善アプローチ

ご自身の努力だけではなかなか改善しない腰痛や猫背には、専門的なアプローチが不可欠です。整骨院では、身体の構造や機能に精通した専門家が、あなたの腰痛と猫背の根本原因を見極め、それぞれの症状に合わせた施術を提供いたします。

単に痛みのある箇所だけを施術するのではなく、腰痛や猫背を引き起こしている身体全体のバランスや姿勢の歪みに着目し、再発しにくい身体づくりを目指します。

5.1 骨格矯正による姿勢改善

猫背や腰痛の根本的な原因の一つに、骨盤や背骨の歪みがあります。これらの骨格の歪みは、身体の重心をずらし、特定の部位に過度な負担をかけることで、慢性的な腰痛や猫背を悪化させてしまうのです。整骨院では、骨格矯正を通じて、歪んだ骨盤や背骨を本来あるべき位置へと導き、身体の土台を整えていきます。

私たちの骨格矯正は、強い力で無理やり行うものではなく、お一人お一人の身体の状態に合わせたソフトな手技を中心に行われます。これにより、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な姿勢へと導き、腰や背中にかかる負担を軽減していきます。姿勢が整うことで、筋肉の緊張も和らぎ、血行が促進されるなど、様々な良い変化が期待できます。

5.2 筋肉へのアプローチとインナーマッスル強化

腰痛や猫背の改善には、骨格だけでなく、それを支える筋肉へのアプローチも欠かせません。特に、身体の深部に位置するインナーマッスルは、姿勢を維持し、骨格の安定性を保つ上で非常に重要な役割を担っています。運動不足や長時間の不良姿勢によってインナーマッスルが弱まると、猫背や腰痛が悪化しやすくなります。

整骨院では、硬くなってしまった表面の筋肉を緩める施術に加え、弱っているインナーマッスルを活性化させるためのアプローチを行います。手技による施術で、筋肉の柔軟性を取り戻し、血行を促進することで、痛みの緩和と可動域の改善を目指します。さらに、インナーマッスルの働きを促すための専門的な施術や、ご自宅でできる簡単なエクササイズ指導を通じて、姿勢を支える土台となる筋力を強化し、再発予防に繋げます。

5.3 症状に合わせたオーダーメイドの施術プラン

腰痛や猫背の原因、そして症状の程度は、お一人お一人異なります。そのため、画一的な施術では根本的な改善は難しい場合があります。整骨院では、丁寧なカウンセリングと詳細な身体の検査を通じて、あなたの腰痛と猫背の真の原因を徹底的に探ります。

その上で、検査結果とあなたの生活習慣、目標に合わせて、最適な施術プランをオーダーメイドで作成いたします。骨格矯正、筋肉へのアプローチ、そして必要に応じた運動指導などを組み合わせ、最も効果的な方法で施術を進めていきます。施術の経過を都度確認しながら、プランを柔軟に調整し、あなたの身体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことを目指します。

アプローチ項目主な目的期待できる効果
骨格矯正骨盤や背骨の歪みを整え、身体の土台を安定させること姿勢の改善、身体への負担軽減、自然治癒力の向上
筋肉へのアプローチ硬くなった筋肉を緩め、インナーマッスルを強化すること痛みの緩和、身体の安定性向上、再発予防
オーダーメイド施術個別の原因と症状に合わせた最適な施術計画を立てること根本原因へのアプローチ、効率的な改善、身体の回復促進

6. 腰痛と猫背の再発を防ぐために

せっかく改善した腰痛や猫背を、再び繰り返してしまうのは避けたいものです。再発を防ぐためには、一時的な改善だけでなく、日々の生活習慣の見直しと、継続的な身体への意識が非常に重要になります。ここでは、腰痛と猫背が再び悪化しないための具体的な対策について詳しくご紹介いたします。

6.1 日常生活における意識と習慣化

身体の歪みや不調は、日々の小さな習慣の積み重ねによって生じます。再発を防ぐためには、日常生活の中で意識的に正しい姿勢や動作を取り入れ、それを習慣化することが大切です。

6.1.1 正しい姿勢の維持と意識

一度正しい姿勢を学んでも、意識しなければすぐに元の癖に戻ってしまいます。座っている時、立っている時、歩いている時、それぞれの場面で正しい姿勢を意識し続けることが、腰痛と猫背の再発防止には不可欠です。

場面意識すべきポイント
座る時深く腰掛け、骨盤を立てるように意識してください。背もたれにもたれかかりすぎず、足の裏はしっかりと床につけます。
立つ時重心を足裏全体に均等に乗せ、頭のてっぺんから糸で吊るされているようなイメージで、背筋を自然に伸ばしてください。
歩く時目線はまっすぐ前を見て、かかとから着地し、つま先で地面を蹴り出すように歩きます。腕は自然に振るようにしてください。

特に長時間の同じ姿勢は身体に負担をかけやすいため、定期的に休憩を取り、軽く身体を動かすことを心がけてください。

6.1.2 適度な運動の継続

運動不足は筋力低下を招き、姿勢を支える力が弱まる原因となります。腰痛や猫背の改善後も、適度な運動を継続し、体幹や姿勢を保つための筋肉を維持することが再発防止に繋がります。

  • ウォーキングや軽いジョギングなど、有酸素運動を週に数回取り入れる。
  • 自宅でできる簡単なストレッチや筋力トレーニングを日課にする。
  • 特にインナーマッスルを意識した運動を取り入れる。

無理のない範囲で、ご自身の体力レベルに合った運動を継続することが大切です。

6.1.3 身体の冷え対策と温め

身体が冷えると筋肉が硬直しやすくなり、腰痛や猫背の悪化に繋がることがあります。特に腰周りや足元を冷やさないよう注意し、常に身体を温かく保つことを意識してください。

  • 夏場でも冷房の効いた場所では羽織るものを用意する。
  • 湯船にゆっくり浸かり、身体の芯から温める。
  • 温かい飲み物を積極的に摂る。
  • 腹巻きや温かい靴下などを活用する。

6.2 定期的な身体のメンテナンスの重要性

セルフケアだけではカバーしきれない身体の歪みや不調は、専門家による定期的なメンテナンスで早期に発見し、対処することが再発防止に繋がります。

6.2.1 専門家による定期的なチェックと調整

整骨院では、身体の専門家が骨格の歪みや筋肉のバランスを定期的にチェックし、必要に応じて調整を行うことができます。症状がなくても、月に一度など定期的に身体の状態を確認してもらうことで、小さな変化に気づき、大きな不調になる前に対応することが可能です。これにより、腰痛や猫背の根本的な原因が再発するのを未然に防ぐことができます。

6.2.2 セルフケアの継続と見直し

整骨院での施術で身体が整った状態を維持するためには、自宅でのセルフケアの継続が不可欠です。施術で得た知識や、教えてもらったストレッチなどを日々の生活に取り入れ、ご自身の身体の状態に合わせてセルフケアの内容を見直すことも大切です。もしセルフケアの方法に疑問を感じたり、効果が薄れてきたと感じたりした場合は、遠慮なく専門家に相談してください。

6.3 ストレスと身体の関連性

精神的なストレスは、知らず知らずのうちに身体に影響を及ぼし、筋肉の緊張や姿勢の悪化を引き起こすことがあります。腰痛や猫背の再発を防ぐためには、ストレスへの適切な対処も重要です。

6.3.1 ストレス管理とリラックス方法

ストレスが溜まると、無意識のうちに肩がすくんだり、身体がこわばったりすることがあります。これが猫背を悪化させたり、腰に負担をかけたりする原因となることがあります。自分なりのストレス解消法を見つけ、心身のリラックスを心がけることが、再発防止に繋がります。

  • 趣味の時間を作る。
  • 質の良い睡眠を確保する。
  • 深呼吸や瞑想を取り入れる。
  • アロマや入浴でリラックスする。

心と身体は密接に繋がっています。心の状態を良好に保つことで、身体の健康も維持しやすくなります。

7. まとめ

腰痛と猫背は、現代社会において多くの方が抱えるお悩みです。これらの症状は単なる見た目の問題ではなく、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足、そして何よりも骨盤の歪みや背骨のバランスの崩れといった身体の根本的な問題が深く関わっています。 セルフケアも大切ですが、根本的な改善と再発防止には、専門家による骨格矯正やインナーマッスル強化などのアプローチが不可欠です。 お一人おひとりの状態に合わせた専門的な施術で、あなたの腰痛と猫背の根本改善を目指しましょう。 何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

この記事を書いた人

院長 吉岡太郎 (よしおかたろう)

ひまわり鍼灸整骨院院長の吉岡太郎です。治療家歴12年、トレーナー歴8年で学んだ経験と技術をケガで苦しむ学生や体の不調で悩んでいる方に提供したいと思い独立開業に至りました。地域の皆様の健康を全力でサポートしていきたいと思っております。

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