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腰痛持ち整骨院院長が教える!本当に良い腰痛対策椅子の選び方&おすすめ10選

慢性的な腰痛にお悩みの方、必見です。このページでは、腰痛持ちの整骨院院長が、効果的な腰痛対策椅子の選び方とおすすめ商品を徹底解説します。座面の高さや奥行き、背もたれの形状など、見落としがちなポイントを押さえることで、自分にぴったりの椅子を見つけられます。正しい座り方やストレッチ方法も紹介しているので、椅子選びだけでなく、日々の生活に取り入れることで腰痛改善を目指せます。この記事を読めば、もう椅子選びで失敗することはありません。腰痛を根本から改善し、快適な毎日を送りましょう。

1. 腰痛に良い椅子とは?整骨院院長が解説

腰痛でお悩みの方は多く、その原因の一つとして、長時間座る際の椅子の選択ミスが挙げられます。自分に合わない椅子に座り続けることで、腰に負担がかかり、腰痛が悪化したり、新たな腰痛を引き起こす可能性があります。適切な椅子を選ぶことは、腰痛対策において非常に重要です。

1.1 腰痛の種類と原因

腰痛には様々な種類があります。代表的なものとしては、ぎっくり腰のような急性の腰痛、慢性的な腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患による腰痛などが挙げられます。これらの腰痛の原因は、姿勢の悪さ、運動不足、過度な運動、肥満、ストレスなど多岐にわたります。中でも、デスクワークや長時間の運転など、同じ姿勢を長時間続けることで腰に負担がかかり、腰痛を引き起こすケースは非常に多く見られます。

1.2 椅子選びで失敗する理由

椅子選びで失敗する原因は、デザインや価格だけで選んでしまうこと、自分の体格や仕事内容に合っていない椅子を選んでしまうことなどが挙げられます。また、「とりあえず安い椅子で良い」と考えてしまうことも失敗の原因の一つです。腰痛対策においては、椅子は投資と考えて、自分に合った適切な椅子を選ぶことが重要です。

1.3 良い椅子の条件

良い椅子とは、腰を適切にサポートし、正しい姿勢を維持できる椅子のことです。具体的には、以下の点が重要になります。

項目詳細
座面の高さ足の裏が床にしっかりとつき、膝が90度になる高さ
座面の奥行太ももが座面全体にのり、膝の裏に隙間ができる程度
背もたれの形状腰のS字カーブを維持できる形状で、ランバーサポートが付いているとなお良い
アームレスト肩の力を抜いて自然に肘を置ける高さで、机に干渉しないもの
素材通気性が良く、耐久性のある素材

これらの条件を満たす椅子を選ぶことで、腰への負担を軽減し、腰痛対策に繋がります。

2. 腰痛対策椅子の選び方 座面の高さ・奥行・角度から背もたれの形状まで徹底解説

腰痛を悪化させないためには、自分に合った椅子を選ぶことが重要です。座面の高さ・奥行・角度、背もたれの形状など、チェックすべきポイントを詳しく解説します。

2.1 座面の高さ

座面の高さは、足の裏全体が床にしっかりとつき、膝が90度くらいに曲がるのが理想です。高すぎると足がぶら下がり、太ももの裏側が圧迫されて血行が悪くなります。低すぎると猫背になりやすく、腰に負担がかかります。

座面の高さメリットデメリット
高すぎる視界が高くなる足がぶら下がり、血行が悪くなる
低すぎる安定感がある猫背になりやすく、腰に負担がかかる
適切足の裏全体がつき、姿勢が安定する

2.2 座面の奥行

座面の奥行は、深く座ったときに膝の裏と座面との間にこぶし1~2個分程度の隙間ができるのが適切です。奥行きが浅すぎると、座面の先端が太ももの裏側を圧迫し、血行不良を起こす可能性があります。逆に深すぎると、背もたれに寄りかかれず、腰が丸まってしまう原因になります。

特にデスクワークなどで長時間座る場合は、適切な奥行の椅子を選ぶことが重要です。

2.3 座面の角度

座面は水平ではなく、やや前傾しているものがおすすめです。前傾することで骨盤が立ちやすくなり、自然と背筋が伸びた良い姿勢を保ちやすくなります。前傾角度は3~5度程度が適切です。

2.4 背もたれの形状

背もたれは、腰のS字カーブをしっかりと支えてくれる形状が理想です。特に、腰椎を支えるランバーサポートは重要です。背もたれの高さは、肩甲骨の下あたりまであるものが良いでしょう。

2.4.1 ランバーサポートの重要性

ランバーサポートは、腰椎の自然な湾曲を支えることで、腰への負担を軽減する役割を果たします。ランバーサポートの位置や形状が調整できる椅子であれば、より自分に合ったサポートを得られます。

2.5 アームレストの有無

アームレストは、腕の重さを支え、肩や首への負担を軽減する効果があります。デスクワークなどで長時間キーボードやマウスを使う場合は、アームレストがあると便利です。アームレストの高さは、肘が90度くらいに曲がる位置に調整できるものが理想です。

アームレストがない、もしくは高さが合わない場合は、肩こりや首こりの原因になる可能性があります。

2.6 椅子の素材

椅子の素材は、通気性や耐久性などを考慮して選びましょう。メッシュ素材は通気性が良く、夏場でも蒸れにくいのがメリットです。布素材は肌触りが良く、冬場でも冷えにくいのが特徴です。合皮素材は汚れにくく、お手入れが簡単です。それぞれの素材の特徴を理解し、自分の使用環境や好みに合わせて選びましょう。

3. おすすめの腰痛対策椅子10選 整骨院院長厳選

腰痛でお悩みの方にとって、適切な椅子選びは非常に重要です。ここでは、腰痛に悩む方におすすめの椅子を10選ご紹介いたします。それぞれの椅子の特徴を理解し、ご自身の症状や体格、使用環境に合った椅子を選んでみてください。

3.1 オカムラ シルフィー

シルフィーは、背もたれのカーブが身体にフィットし、腰をしっかりと支えてくれます。前傾姿勢でも快適に作業できる点も魅力です。様々な体型に合うよう、サイズ調整機能も充実しています。

3.2 コクヨ イング

イングは、バランスボールのような動きをすることで、座っている間も自然に体幹を鍛えることができます。長時間座っていても疲れにくいのが特徴です。

3.3 イトーキ サリダ

サリダは、シンプルながらも機能性に優れた椅子です。背もたれのランバーサポートが腰をしっかりと支え、正しい姿勢を保つのに役立ちます。

3.4 ハーマンミラー アーロンチェア

アーロンチェアは、通気性に優れたメッシュ素材を使用しており、長時間の作業でも蒸れにくく快適です。体型に合わせて細かな調整が可能です。

3.5 ニトリ ワークチェア(クエト)

クエトは、手頃な価格ながらも快適な座り心地を実現したワークチェアです。シンプルなデザインで、様々なインテリアに馴染みます。

3.6 アイリスチトセ オフィスチェア

アイリスチトセのオフィスチェアは、豊富なカラーバリエーションが魅力です。機能性も高く、腰痛対策にも効果的です。

3.7 バウヒュッテ ゲーミングチェア

バウヒュッテのゲーミングチェアは、長時間ゲームをする方におすすめです。しっかりとしたホールド感で、身体への負担を軽減します。様々な機能が搭載されているモデルもあります。

3.8 山善 デスクチェア

山善のデスクチェアは、シンプルなデザインと機能性を両立させた椅子です。価格もお手頃で、初めて腰痛対策椅子を購入する方にもおすすめです。

3.9 ドウシシャ オフィスチェア

ドウシシャのオフィスチェアは、機能性とデザイン性を兼ね備えた椅子です。様々なニーズに対応できるよう、幅広いラインナップが揃っています。

3.10 サンワサプライ メッシュチェア

サンワサプライのメッシュチェアは、通気性に優れたメッシュ素材を使用しており、快適な座り心地を提供します。価格もお手頃で、コスパの良い椅子を探している方におすすめです。

メーカー製品名特徴
オカムラシルフィー前傾姿勢サポート、体型に合わせた調整機能
コクヨイング体幹トレーニング効果、疲れにくい設計
イトーキサリダシンプルなデザイン、優れた機能性
ハーマンミラーアーロンチェア通気性抜群のメッシュ素材、細かな調整機能
ニトリワークチェア(クエト)手頃な価格、快適な座り心地
アイリスチトセオフィスチェア豊富なカラーバリエーション、高い機能性
バウヒュッテゲーミングチェア長時間のゲームに最適、身体への負担軽減
山善デスクチェアシンプルデザインと機能性の両立
ドウシシャオフィスチェア機能性とデザイン性を両立、幅広いラインナップ
サンワサプライメッシュチェア通気性抜群、コスパの良さ

4. 腰痛対策のための椅子の使い方とストレッチ

せっかく腰痛対策用の椅子を選んでも、使い方を間違えてしまっては効果が半減してしまいます。また、長時間同じ姿勢で座り続けることで筋肉が固まり、腰痛が悪化することもあります。ここでは、腰痛を悪化させないための正しい椅子の使い方と、椅子を使った効果的なストレッチ方法をご紹介します。

4.1 正しい座り方

正しい座り方を意識することで、腰への負担を軽減し、腰痛を予防・改善することができます。以下のポイントを意識して座るようにしましょう。

ポイント詳細
座面の奥まで深く座る浅く座ると背もたれに寄りかかれず、腰が丸まってしまいます。太もも全体を座面につけて、深く座るようにしましょう。
背筋を伸ばす猫背になると腰に負担がかかります。背筋を伸ばし、あごを引くことを意識しましょう。
足を床につける足が床に届かない場合は、フットレストを使用しましょう。足がぶら下がった状態だと、腰に負担がかかります
ひざの角度を90度にするひざの角度が90度になるように椅子高さを調整することで、血行不良を防ぎ、腰への負担を軽減できます。
パソコン作業時はモニターの高さを調整するモニターが低すぎると猫背になりやすいため、目線が水平かやや下になるように調整しましょう。

4.2 椅子を使ったストレッチ

長時間同じ姿勢で座り続けると、筋肉が固まり、腰痛が悪化しやすくなります。1時間に1回程度、以下のストレッチを行い、筋肉をほぐすようにしましょう。

4.2.1 背中を伸ばすストレッチ

椅子に座ったまま、両手を組んで頭の上へ伸ばします。息を吸いながら、上体をゆっくりと反らしていき、5秒間キープします。これを数回繰り返します。

4.2.2 肩甲骨を動かすストレッチ

椅子に座ったまま、両手を肩に置き、ひじを大きく回します。前後に5回ずつ回すことで、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩こりや腰痛の予防に繋がります。

4.2.3 体幹をねじるストレッチ

椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばします。上半身をゆっくりと左右にねじり、5秒間キープします。左右交互に数回繰り返すことで、体幹の筋肉をほぐし、腰痛予防に効果的です。

4.3 おすすめのストレッチグッズ

椅子を使ったストレッチに加えて、ストレッチグッズを活用することで、より効果的に腰痛を予防・改善することができます。ここでは、おすすめのストレッチグッズをいくつかご紹介します。

  • ストレッチポール:ストレッチポールの上に寝転がることで、自然と姿勢が矯正され、背骨や骨盤の歪みを整える効果が期待できます。
  • バランスボール:バランスボールに座ることで、体幹が鍛えられ、姿勢が安定します。また、バランスボールを使ったストレッチも効果的です。
  • フォームローラー:フォームローラーを腰や背中に当てて転がすことで、筋肉をほぐし、血行を促進する効果があります。

これらのストレッチグッズは、椅子を使ったストレッチと組み合わせることで、より効果的に腰痛を予防・改善することができます。自分に合ったストレッチグッズを選び、日々の生活に取り入れてみましょう。

5. まとめ

今回は、腰痛対策に効果的な椅子の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。腰痛の種類や原因、椅子選びで失敗する理由を理解した上で、座面の高さ・奥行・角度、背もたれの形状、アームレストの有無、素材といったポイントに注目して選ぶことが大切です。特に、背もたれのランバーサポートは腰への負担を軽減する上で重要な要素です。紹介したおすすめ椅子は、それぞれの機能や特徴を考慮して厳選しましたので、自分に合った椅子選びの参考にしてみてください。正しい座り方や椅子を使ったストレッチも併せて実践することで、腰痛の予防・改善に繋がります。椅子選びと日々のケアで、快適なデスクワークを実現しましょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

この記事を書いた人

院長 吉岡太郎 (よしおかたろう)

ひまわり鍼灸整骨院院長の吉岡太郎です。治療家歴12年、トレーナー歴8年で学んだ経験と技術をケガで苦しむ学生や体の不調で悩んでいる方に提供したいと思い独立開業に至りました。地域の皆様の健康を全力でサポートしていきたいと思っております。

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